
去る7月28日から29日にかけて、遠賀組・東筑組若手僧侶の会である若龍会の仏教子どもキャンプが行われました。
今回のキャンプに際して、東筑組が協賛するという形での開催となり、キャンプ当日は青少年部門がスタッフとして帯同しました。


今回のキャンプは天候に恵まれすぎた影響で、課外活動の時間短縮や飯盒炊爨の中止など、様々な点で熱中症対策を講じる必要がありました。
その対策によって参加者に体調不良者が出なかったことは何よりも救いでした。
今後のキャンプも酷暑が続くことは確実で、限られた課外活動の時間の中で安全を確保し、なおかつ参加者が楽しめるコンテンツを提供できるか、夏季キャンプの永遠の課題となるでしょう。


しかしながら、この2日間を通しての参加者の楽しそうな笑顔、また徧照寺での仏讃では大きな声でおつとめをし、講師の法話に耳を傾ける参加者の姿にこのキャンプの継続開催の意義を確認し、またその子どもたちの姿を通して、躍動する如来の慈悲の一端を味わうことでした。


コロナ禍によって6年ぶりの開催となったキャンプでしたが、総じて大きなアクシデントもなく無事に終えることが出来、また賑々しく開催出来たことは何よりの喜びでした。