九州地区門信徒の集い 第35回 仏教婦人(女性)大会

10月22日「九州地区門信徒の集い 第35回 仏教婦人(女性)大会」が大分県別府市のビーコンプラザで開催され、東筑組からも59名が参加いたしました。

九州各県より4300名の仏教婦人の皆さまが集まり、広い会場いっぱいにお念仏の声が響いたのは、ありがたいことでした。
ご門主もご臨席のなか、音楽法要「重誓偈」での開会式が行われ、続いての記念法話は安芸教区の前田純代師でした。

阿弥陀如来さまが、煩悩いっぱいのこの私を目当てに救いを成就してくださったことの尊さ、お念仏のお同行から「お育ていただく」ことのありがたさ、死んでおしまいではなく仏さまになること、また会える場所があることを身近なお話からお取り次ぎしてくださいました。

ホワイエには恵心尼さまの切り絵が展示され、書籍やお土産物販売のコーナーも人でいっぱいでした。
午後からは受け持ちの大分教区の出し物の、切り絵と歌を使った『親鸞さまと恵心尼さまをたずねて』、記念行事『和泉流狂言鑑賞と和泉元彌氏による講演』で楽しい時間を過ごしました。

次回は3年後、2027年福岡大会です。
当日は、あいにくの天候で早朝のバスでの出発は心配していましたが、みなさまのご協力で無事に帰って参りました。

ありがとうございました。

南無阿弥陀仏

東筑組総代研修

10月8日(火)13:00より妙法寺にて参加者84名で東筑組総代研修が行われました。今回は『親鸞聖人の御生涯』の演劇を鑑賞していただく研修です。

2010年5月27日にマリンメッセで行われました親鸞聖人750回大遠忌九州地区法要で劇団ショーマンシップにより上演された劇を今回は一般寺院向けで上演できるように再構成し上演してくださいました。
劇団ショーマンシップは2024年 第31回福岡県文化賞(社会部門)を受賞しました。
上質な演劇で観る人の心をとらえ、本堂全体が一体感に包まれる時間を共有する熱演でした。それぞれが感じたことを持ち帰りいただき、人と人が会する大切さを改めて感じる研修でした。

鑽仰講座

福岡市の大濠公園のそばに、本願寺の福岡教堂があります。
月の中頃にご法座である鑽仰講座が行われており、県内の各地の寺院に順番でご案内があります。 東筑組の参拝日は10月15日でしたが、今年は戸畑ブロック6ヶ寺の会員さん20名とお参りしました。 通常であれば清掃活動があるのですが、雨天の為中止となり、代わりに礼拝堂にて仏典物語のDVD鑑賞となりました。

今回の内容は仏説阿弥陀経。 真宗門徒にとって身近なお経様ですが、今回DVDを通して阿弥陀経を目で味わうことが出来たようで婦人会の皆様からはなかなかの好評でした。
その後は皆でお昼ご飯をいただき、讃仰講座が始まりました。最初にお正信偈のお勤め、そしてその後ご講師の先生から40分2席のご縁。ご法話の内容はなんとこちらも阿弥陀経についてでありました。
文字通り、阿弥陀経に始まり阿弥陀経に終わった讃仰講座でありましたが、お釈迦様がこの阿弥陀経というお経を説かれた理由、そして阿弥陀経に説かれてある阿弥陀さまのお浄土の様子について皆さんと一緒に味わうことが出来たご縁でした。

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御同朋の社会をめざす運動(実践運動)

人権啓発推進僧侶研修会が、9月12日(木)、西法寺にて開催されました。

ご講師に、公益社団法人 北九州市障害福祉ボランティア協会 常務理事の宮﨑浩さんをお迎えし、障害者差別解消条例改正「合理的配慮の提供」が義務化されて ー寺院・住職に出来ることー をテーマにご講義をいただきました。

今回の研修会はデジタル化の一環として、また僧侶以外の寺族・寺院関係者の方にもご参加いただけるように、初めてZoomによるWeb研修を併用いたしました。

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仏教婦人会連盟会員物故者追悼法要

9月27日、東筑組仏教婦人会連盟会員物故者追悼法要、今年度第1回代表者会が70名近くの皆さんのご参加のなか、八幡東区敬行寺にて行われました。

 令和5年度に往生された27名の仏教婦人会の先輩方を偲び、全員で『仏説阿弥陀経』をお勤めしました。

その後、八幡東区明遵寺住職、竹内臣道師よりご法話をいただき、お念仏の中に尊いご縁をいただきました。

 後半の代表者会では、福岡教区で行われた研修会の報告や、教区行事への参加についての協議など、限られた時間でしたが、みなさまと有意義な時間を過ごすことができました。」

仏教婦人会部門 大沼芳隆

第二回仏教婦人会代表者会

仏教婦人会部門 部門長 敬行寺 大沼芳隆

『東筑組仏教婦人会連盟の今年度2回目の代表者会が2月6日に八幡東区の敬行寺で開催されました。

33ヶ寺から58名の役員さんが集まって、婦人会連盟の活動についてお話を聞きました。

各寺で集められたダーナ献金を集計し、ユニセフやペシャワール会に寄付をすること、

また今年は、能登半島地震への支援金として、本願寺たすけあい募金にも送金することなどが確認されました。

コロナの影響で代表者会が開催できなかった年も有り、また前回まではウエル戸畑のホールなどの施設を借りて

行われたため、寺院での開催は数年ぶりのことでした。

後半は、仏教讃歌「いまささぐ」を皆で歌い、お寺の本堂での会合はありがたいものでした。』

仏教青少年部門一日てらこやIN子ども報恩講

12月26日(火)13:30~19:00妙泉寺にて

 12月26日(火)若松区妙泉寺にて「一日てらこやIN子ども報恩講」を開催いたしました。31名のお友だちとお寺の境内でいっぱいあそんで学んでのとても楽しい一日となりました!

 2回目の「一日てらこや」に参加の子もはじめての参加の子も関係なく、みんなすぐに仲良くなり、本堂でじゃんけんゲームや玉入れをしてめいっぱい遊んだ後は、キャンドル作りをしました。それぞれ自分の好きな色を2つ選び、溶かしたロウをまぜて、重ねていき、きれいな二層のキャンドルができました!作成途中にキャンドル作りに用いたビンやロウなどが再利用したものであることを解説し、3R(リデュース・リユース・リサイクル)の学びも併せて体験いたしました。

 学びのあとはお楽しみのおやつ。今日のおやつは焼きたてのやきいも!若松の松浦ファームさんで採れたおいしいさつまいもです。炭火でじっくり焼いたやきいもを「おいしーい!」とほおばる子どもたち。夕ごはんも近いのであまり食べ過ぎないようにと言ってもとまらず2個、3個とおかわりする子も。とってもおいしいほくほくのやきいもでした。
 おやつで一息ついたあとはだるまおとしの絵付けをしました。無地のだるまおとしにマジックでそれぞれ思い思いの絵を描き、色を塗っていきます。さきほどの賑やかなとはうってかわって、みんな集中して絵を描いていました。

 つづけて夕ごはんの準備に入ります。夕ごはんのメインはお野菜たっぷりのだんご汁。材料はこれまた松浦ファームさんのお野菜でりっぱな食材が並んでいます。低学年の子はおだんごの作成。だんご粉から練ってだんごにしていきますが、粘土の要領でみんな楽しく個性豊かなだんごがいっぱいできました。中高学年の子はお野菜の皮むきから菜切りを担当し、上手に切り分けてくれました!煮込みを待つ時間を宿題がんばるタイムとして冬休みの宿題をいたします。みんな切り替えが早く、すぐに宿題に集中する姿に感心いたしました。わからないところがあると先生に訊いて教えてもらったりして充実した時間を過ごすうちにだんご汁の完成です。やきいもの後の炭火で焼いたおにぎりやウインナー、からあげをお皿に盛り、だんご汁をよそって、いただきます!お迎えに来られた保護者の皆さまもいっしょに子どもたちの作っただんご汁をいただきます。とってもおいしい夕ごはんでした。

最後は本堂で閉会式。おみやげのおかしとジュースを手に帰路へ。本日も大変賑やかな中「一日てらこや」は終了いたしました。ご参加くださいました皆さまありがとうございました。

福岡教区鑽迎講座

福岡市の大濠公園のそばに、本願寺の福岡教堂があります。月の中頃にご法座である鑽仰講座が行われており、県内の各地の寺院に順番でご案内があります。

東筑組の参拝日は11月14日でしたが、今年は八幡東ブロック6ヶ寺の会員さん20名と連盟執行部役員2名がお参りしました。

以下、ご参加の会員さんの声です。

「午前中の教堂の清掃奉仕に始まって、お昼は本堂で参加の皆さんと一緒にお弁当をいただき、初めてお会いする方とも楽しくお話ししました。

午後からは勤行に続いて、県内の二名の布教使さんのご法話をお聴聞いたしました。 中々参加する機会のないご縁に新鮮な気持ちでお参りし、帰りのバスで本当にいい一日だったとありがたく感じました。」

東筑組仏教婦人会連盟代表者会

 10月26日「ウエルとばた」の多目的ホールにて東筑組仏教婦人会連盟の代表者会が64名のご参加で開催されました。

今回は4年ぶりに物故者の追悼法要を行い、3年間の物故者83名を追悼して「仏説阿弥陀経」をお勤めしました。

後半は5つの班に分かれてコロナ以降のそれぞれの寺の婦人会の活動について話し合いが行われ、少し時間が超過するほど各寺の代表のみなさまが熱心に話を交わされました。

八幡大空襲の日 戦争犠牲者追悼法要

令和5年8月8日 18時~18時30分
於:小伊藤山公園
西法寺 西村達也

 8月8日、八幡大空襲の日。戦後78年となる今年も八幡東区小伊藤山公園の慰霊塔前で「戦争犠牲者追悼法要」を行いました。夕方6時より、東筑組僧侶有志18名と坊守さんやご門徒の皆さん12名で『讃仏偈』をお勤めし、教念寺住職のご法話を聞かせていただき、最後に参加者全員で焼香をいたしました。

 小伊藤山公園がある一帯は、当時は小伊藤山と呼ばれる丘陵地で、防空壕が掘られていました。太平洋戦争終戦間際の1945(昭和20)年8月8日、米空軍「B‐29」による無差別焼夷弾攻撃で、約2,500人の死傷者が出ました。中でもこの防空壕に避難していた約300人が、周辺の大火災による火炎や煙で窒息し、無残な死をとげました。公園内には、その慰霊塔が建てられています。

 地道な活動ではありますが、毎年8月8日の当日、この現場に立ち、当時に思いをはせることを通して、一人一人があらためて戦争の現実やその悲惨さを知り、「非戦平和の願い」を再確認することになれば、本当に意義深いことだと思います。

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